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腰痛のいろいろなパターン ~腰部椎間板ヘルニア~

腰を痛がるシルエット

いろいろな腰痛のパターンをより詳しく書いていけたらと思います。

そんな今回は【腰部椎間板ヘルニア】について‼

 

腰部椎間板ヘルニア

初めに

椎間板とは脊椎の間にあるクッション材で、外側の線維輪と内側の髄核でできています。腰部椎間板ヘルニアとは、腰椎にある椎間板がヘルニアを起こしています。ヘルニアとは、飛び出た、突出した状態を表します。

※例えば鼡径ヘルニアでは鼡径部で腸が飛び出た状態のことですね。

内側の髄核が飛び出たことで神経が圧迫されることにより腰部椎間板ヘルニアの症状は起きてきます。

 

 

原因

主に椎間板への大きな負担です。負担がかかることにより椎間板の中身が出てきます。それが神経を圧迫します。その圧迫ストレスにより炎症が起きてきます。

重いものを持ち上げる、中腰姿勢、激しいスポーツなどが関係してきます。

 

 

症状

受傷時はぎっくり腰のような辛い腰痛を感じます。

神経が圧迫されることにより、しびれ、だるさ、筋力低下が起き、炎症により傷みが引き起こされます。どの神経が圧迫されるかにより出現部位や現れる症状は異なります

また、前かがみなると椎間板内にさらに圧がかかり症状が増強します

 

 

検査

下肢伸展挙上テスト(SLR)・・・仰向けで膝を伸ばしたまま片足ずつ誰かに挙上してもらいます。すると、神経が伸展され下肢に痛みしびれが誘発されます。

 

また、前屈時に痛みしびれが増悪されやすく、その他の検査として深部腱反射や筋力テストなどがあります。

画像診断では、レントゲンよりもMRIの方が直接的にヘルニアを抽出するので最も有効です

 

 

治療法

重症度及び本人の緊急性により手術が選択されます。しかし、保存的治療でも十分回復が見込めますので、手術に至る人は少ないです。

消炎鎮痛及びブロック注射などの薬物療法を用います。コルセットなどにより腰を保護したり、運動ストレッチにより椎間板にかかる圧を軽減したりします。

受傷直後で炎症がひどい場合は安静を心がけたほうが良いでしょう。

 

 

予防法

腰を曲げたり中腰姿勢など、腰に負担のかかる動作をなるべくしなように気を付けます。また、下半身のストレッチを定期的に行い可動域が減少しないようにします。

その他、体重が増加すると負担が大きくなりますし、腰を支える筋肉の働きが低下しても負担が大きくなるので気を付けましょう。

 

 

最後に

ヘルニアは受傷直後は非常につらいです。無理はしないようにしましょう。そのあとしっかりと治療を行えば症状は落ち着きます。飛び出た部分がいつの間にか無くなっていることがあることもわかってきていますので、諦めずに治療する価値はあると思います。

 

 

大阪の北摂、豊中市は豊中、岡町、曽根にある整骨院

阪急宝塚線 岡町駅徒歩1分 ゆとろぎ鍼灸整骨院でした👋🏼

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