ブログ

肉離れを起こしてしまった!その時どうする?対処と治療

比較的スポーツ現場ではよく起きる肉離れについてです。

直達外力ではなく介達外力により受傷しますので、コンタクトスポーツとか関係なくどの競技でも起きてきます。

 

肉離れ

足のストレッチ

肉離れの多くは下肢の筋肉に発生します。

ハムストリングス(太ももの裏)、大腿四頭筋(太ももの前)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉に多くみられます。

 

 

 

重症度診断、評価

1度:筋断裂はないが、筋肉が引き伸ばされ出血を認める

2度:部分筋断裂、局所的に陥凹を認める、歩行困難

3度:完全断裂、顕著な陥凹を認める、歩行不能

 

 

また、受傷した筋肉にストレッチをかけることにより判断できます。

1度:しっかりストレッチを加えても支障なし、ストレッチ感を筋肉に感じる

2度:ストレッチの途中で痛みを感じる

3度:少しでも筋肉が伸ばされると痛みを感じる

 

 

一般的な治癒期間として

1度:1~2週間

2度:1~3カ月

3度:数か月

3度の場合手術が選択されることもあります。

 

 

 

肉離れを起こした時の応急処置

RICE処置

  • Rest(安静)
  • Ice(アイシング)
  • Compression(圧迫)
  • Elevation(挙上)

炎症を抑え痛めた部位を悪化させないようにします。

基本的に受傷直後の時のみ行います。

 

 

 

治療法

受傷直後はRICE処置を行います。評価の時以外はストレッチは加えないようにしましょう。

なるべく早く炎症症状を抑えるために電気、温熱などの物理療法を行います。

そのあと筋肉の動きや硬さを改善し柔軟性を高めていきます。

しこりや違和感が残っていると再発しやすいので気をつけます。

 

 

 

まとめ

しっかりと重症度を判断することにより、治療期間や治療法が分かります。

スポーツ現場では遭遇する機会が多いので、しっかりと評価法、応急処置を覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

大阪の北摂、豊中市は豊中、岡町、曽根にある整骨院

阪急岡町駅 徒歩1分 ゆとろぎ鍼灸整骨院でした👋🏼

Pocket

ブログ 一覧を見る

ページトップへ PAGE TOP