ブログ

低血圧で朝が苦手!3つの原因と症状、対策法

額を手で押さえる女性低血圧で朝なかなか起きられない、ふらふらする、立ち上がった時にめまいがするなど、そんな症状を引き起こしている原因は低血圧のせいかもしれません!

今回は低血圧って何?分類や症状などについてみていきましょう!

 

 

低血圧とは

普段から低血圧という言葉をよく耳にすると思いますが、実際に低血圧がどのような状態かご存知でしょうか??

読んで字のごとく血圧が低いということなんですが、

じゃあそれってどういうこと?となりますよね。

 

簡単に言えば、血圧とは血管に血液が流れるときにかかる圧力のことです。

その圧が低くなるということは、血液の流れる勢いが弱くなっていることを表します。

なので、心臓から送り出された血液に勢いがなく、全身に行き渡りにくいということです。

 

ちなみに血圧計での指標となる数値は

最大(収縮期)血圧100以下、最低(拡張期)血圧60以下

となっています。

 

 

低血圧の症状

低血圧はその原因や症状によって大きく3つに分けることが出来ます。

  1. 起立性低血圧
  2. 本態性低血圧
  3. 二次性低血圧

血圧測定

 

それぞれの低血圧について詳しくみていきましょう。

 

起立性低血圧

症状:寝ている状態や座っている状態から立ち上がった時に起こる立ちくらみやめまいです。

 

普通立ち上がった時には重力の影響で下半身に血液が集まるの防ぐために、自律神経の働きにより一定に保たれるようになってます

ですが、高齢者や自律神経の働きが乱れているとその働きが低下し一過性に脳の血流量が不足してしまい、立ちくらみやめまいを引き起こします。

 

 

本態性低血圧

症状:めまい、立ちくらみ、動機、頭痛肩こり、疲れやすい、寝起きが悪い

 

明らかな原因がないのに血圧が低い状態をいいます。虚弱体質、瘦せ型の若い女性に多くみられます。しかし、本人が上記のような何らかの症状に悩まされていない限り高血圧とは違い基本的には治療の必要はありません。

 

 

二次性低血圧

症状:出血性ショックのような急性の場合、命に関わります。慢性の場合は本態性と似たような症状です。

 

二次性とは本態性とは違い原因が明らかなものをいいます。

例えば循環器系の障害、重度の外傷、多量の出血がその原因となります。

薬の副作用によって低血圧になる場合もあります。

 

 

森林浴の写真

低血圧の改善方法

  • 規則正しい生活をしましょう

早寝早起き、1日3回の食事、適度な運動を心がけ自律神経の働きを正常にしましょう。

 

  • 食生活を見直しましょう

タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかりと摂りましょう。特に血液をつくる鉄分、ビタミンC、ビタミンB12、タンパク質をしっかりと摂り、塩分を多めに摂ることにより血圧上昇、血液量増加の効果があります。

水分をしっかりと摂ることも重要です。

 

  • マッサージなどで下半身に溜まりがちな血液を心臓に返しましょう

血圧が低いと全身に血液を送り出す力が弱く、その後心臓に血液が返っていく力も弱いです。それを補うためにマッサージなどで足先の血液を心臓に戻しましょう。

 

 

注意すること

  • 半身浴など、お風呂の長湯は気をつけましょう

血管が拡張すると心臓に返っていく血液量は低下し血液を全身に送り出す力はさらに弱くなってしまいます。

さらに汗をかきすぎると、血液の水分量が減少し、ミネラル分も汗と一緒に出てしまいます。

 

 

低血圧と間違えそうなもの

脳への酸素供給が低下している点では同じなのですが、貧血でも低血圧のときと同じようにめまい、立ちくらみなどの症状がでてきます。

低血圧は脳への血流量が減少している状態に対し、貧血は血液中の赤血球が減少している状態です。

血圧は血圧計で測定できますし、赤血球量は血液検査で調べることが出来ますので気になられた方は調べてみても良いと思います。

 

 

まとめ

高血圧と比べて命の危険が少ないために軽くみられがちな低血圧ですが、本人にしかわからない辛さがあり日常生活に支障をきたす場合もあります。

くれぐれも気をつけて下さい。

 

 

 

 

大阪の北摂、豊中市は豊中、岡町、曽根にある整骨院

阪急岡町駅 徒歩1分 ゆとろぎ鍼灸整骨院でした👋🏼

Pocket

ブログ 一覧を見る

ページトップへ PAGE TOP