ラグビーアメフトなどのコンタクトスポーツでよく見るバーナー症候群の原因、症状
バーナー症候群、聞きなれない単語ですね。
ですがラグビー、アメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツでは大事なことですのでしっかりとみていきましょう。
バーナー症候群
コンタクトスポーツなどで頭からぶつかることにより、首が後ろや斜め後ろに反らされることで肩や腕に灼熱感や電撃痛(しびれが走る)が起きる疾患です。
バーナーで焼かれたような症状を感じるのでこの名前がついています。
原因
頭からぶつかったときに首が後ろや斜め後ろに反らされることにより起こります。
例えば首が右の斜め後ろに反らされた場合
右側で神経が周囲の骨などで圧迫されると、圧迫された右側に症状が出ます。
逆に左側で神経に牽引力がかかり引っ張られると、引っ張られた左側に症状が出ます。
症状
多いはしびれ、灼熱感、感覚異常などです。
しかし、これらは一時的なもので数分から数時間で消失します。
まれに10日前後続く場合がありますが、特に心配ありません。
診断
一時的な症状で終わる場合、バーナー症候群として診断されます。
もし継続してしびれなどの症状がある場合や筋力の低下が著しい場合は椎間板ヘルニアや神経根障害などの違う疾患を疑いましょう。
予防
治療はたいして必要ありませんので、バーナー症候群を起こさないための予防をしっかりとしましょう。
チームによっては定期的にレントゲンなどを撮り首の状態を把握しているところもあります。
日頃から気をつけることは、タックルするときなどの基本的な動作の反復です。
他には首の筋力を強化しましょう。
まとめ
急激な灼熱感、電撃痛を感じるために受傷した本人としてはビックリする疾患ですが、予後は良好ですので心配はありません。
しかし、重篤な神経疾患があるがゆえに引き起こされる場合もありますので、検査などでしっかりと鑑別することが重要です。
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